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下手とか上手とかはありません



藝術に下手とか上手とかはありません


そこにはただ まなざし があります


なので、自分に正直に表現することが大切だと私は思います




怒っていたら怒りを


悲しかったら哀しみを


嬉しかったら喜びを


楽しかったら楽しい気持ちを


大好きであれば大好きな気持ちを


大嫌いであれば大嫌いな気持ちを


幸せであったら幸せな気持ちを


不幸だと思ったら不幸であると




そうしてどんどん自分を表現していったらコツをつかみ


いつしか それがその人のセンスになるんだと思います



この少女の絵を描いている頃は 中途半端な自分が未熟で辛かったです


今振り返ると、悩んで辛かった自分(この絵)を心から愛おしいと思います



この絵は私の傷であり、その後乗り越えてきた象徴なのです



少女 2010


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